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活動性ヒトサイトメガロウイルス感染症を定量可能な診断法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 腰塚 哲朗  福島県立医科大学, 医学部・微生物学講座, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要ヒトサイトメガロウイルス(HCMV)vケモカイン(vCK)に対するモノクロ抗体を作成し、ウサギ抗体と組み合わせてvCKに対するサンドイッチELISA構築を試みた。本サンドイッチELISAではGST-vCK融合タンパク質を特異的に検出することができたが、HCMV感染細胞の培養上清を検体とした場合ではvCKを検出することができなかった。加えて、用いた抗原と異なる株由来のvCKを認識する抗体を用いてサンドイッチELISAを行ったところ、十分な検出感度を得ることはできなかった。このため臨床検体からvCKを検出するためには、vCKの株間共通構造を反応性高く認識できる抗体を作成する必要があると考えられる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-07-16  

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