2種の石油分解菌を混合使用する原油汚染土壌浄化法の研究開発
研究責任者 |
橘 燦郎 愛媛大学, 農学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 数種の石油分解菌を用いて浄化に最適な2種の菌の組合せ及びその割合を明らかにした。その最適な組み合わせにより、高濃度原油(アスファルト)汚染土壌が比較的短期間に浄化できることを見出した。浄化時に炭素源を加えても浄化率は向上しなかったが、一種の栄養体を加えると、浄化率が高まることを見出した。さらに、この栄養体添加により、土壌中の分解菌が産出する酵素活性が増加することも見出した。そして、この酵素活性の増加により、浄化率が向上するものと考えられた。
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