1. 前のページに戻る

波力発電と沿岸防災を目的とする二重遊水室型護岸の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 中村 孝幸  愛媛大学, 理工学研究科生産環境工学専攻, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究は,暴浪時および津波作用時における防波施設としての機能を維持しながら,平常時の波浪を含む広い周期帯の波に対して波浪パワーの効率的な取得が可能となる二重遊水室型防波護岸を新規に提案すると共にその効果的な断面設定法について明らかにした.その結果,沖側の第一遊水室の下部に設けた水平板は,長周期波の制御や遊水室内の波高増幅度を高めるのに非常に効果的であることが確認された.また,東北地方・太平洋海域で確認されている比較的高い波浪パワー賦存量を活用できるようにするため,サボニウス水車に基づく水流発電方法や潮流発電で培った流向制御板を利用する発電方法など,変換効率の高い波力発電方式について検討を進めた.

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst