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耐久性に優れたポリグアナミンミクロポア膜による表面加工技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 芝崎 祐二  岩手大学, 工学部, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要申請者らの研究グループは、これまでに精密重縮合技術の開発に取り組み、アルキル鎖とフッ化アルキル鎖含有櫛型ブロック共重合体の精密合成を報告し、その相分離構造体の発現を世界で初めて明らかとしている(Shibasaki, Yuji et. al., Chemistry Letters (2007), 36(6), 742-743.)。さらに、ポリマーの主鎖部分のパッキングを側鎖がどのように阻害し、新たなパッキング構造体を形成するのかに関して明らかとし、精密重縮合技術がもたらす高分子結晶領域への新たな展開を提案している。本課題研究では、様々な素材の表面コーティング剤としてポリグアナミンに着目し、分子設計を行うことで、材料表面にポリマーのヘテロミクロ孔構造体(二種類以上の細孔径を有する規則構造体)を形成可能な一連の縮合系ポリマーを調査し、超撥水コーティング剤、湿度調整材、防汚コーティング剤などへの応用展開を図ることを目的とする。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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