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環境対応型接着技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 平原 英俊  岩手大学, 大学院工学研究科 フロンティア材料機能工学専攻, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要エラストマー表面と内部の化学的性質におよぼす架橋温度の影響をX線光電子分光法 (XPS) によって明らかにした。エラストマーに含有する炭素,窒素および酸素の各元素濃度は架橋エラストマー表面および内部ともに架橋温度による違いはないが,架橋過程において架橋剤による架橋反応以外の熱反応によって酸素化合物が生成することを明らかにした。そして、一次加工のみで架橋エラストマー表面に水酸基、カルボキシル基などの官能基を導入する条件を見出した。さらに、 架橋エラストマー表面への固体材料間を結ぶ化合物である分子接着剤を反応させて、分子接着剤が表面に結合した架橋エラストマーを創製した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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