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Auナノ粒子と磁性ガーネット複合膜による磁気光学効果増強構造体の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 内田 裕久  東北工業大学, 工学部知能エレクトロニクス学科, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要Auナノ粒子と磁性ガーネットを組み合わせた構造体では,ファラデー回転を増大させることができる.本研究では,クエン酸還元法により形成したAuナノ粒子をLB膜形成技術により基板上に配列させる方法が有効であることを確認することができた.プラズモン共鳴によって,ファラデー効果が増加するのは,プラズモン共鳴の励起により周辺の磁性ガーネットでは右円と左円に対する光吸収波長に差が生じるために,楕円率角が変化し,それによりファラデー回転が増大することを明らかにした.さらに本研究では,複合膜にパターン形成をするために,フォトマスクを用いること無しに任意のパターンを最小線幅3μmで作製できるレーザ描画装置の開発を行った.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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