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磁性メソポーラス炭素による放射性物質の除去

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 山口 大造  津山工業高等専門学校, 機械工学科, 講師
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要磁性メソポーラス炭素によるセシウム(97%)およびストロンチウム(99%)の吸着特性について、濃度依存性、経時変化およびpH依存性から明らかにし、吸着条件を最適化した。土壌およびプール・池を想定したモデルスケール実験の結果、川砂および真砂土96%、赤土94%、腐葉土89%と高い除去率を示した。福島県内で実施した実証試験では、防火水槽から採取した浮遊物を含む汚染水を1回の処理でほぼ100%の低減率を達成した。また、土の除染実証試験においても1回の処理で90%の低減率を達成した。メチレンブルーおよびよう素吸着実験からも吸着性能を確認できた。本研究から本除染技術の技術移転の可能性が十分示された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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