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木質バイオマスを活用した低コスト,省資源型の高性能一酸化炭素除去材の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 浅田 隆志  福島大学, 共生システム理工学類 産業システム工学専攻, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要木質バイオマス由来の銅-マンガン複合酸化物高分散炭素化物を開発した。当初目標である95%以上の除去率で破過時間30分には及ばず,流通開始直後のCO除去率が61%であったが,評価手法上の問題が考えられた。開発品は銅とマンガンの使用量が市販の防毒マスクの材料に比べて大幅に少ないにもかかわらず,防毒マスクの規格を満たしている市販の防毒マスク材料の75%程度のCO除去率であったため,使用する金属資源量を大きく低減できる省資源型の技術として期待できる。製造プロセスにおける条件の最適化により除去性能のさらなる向上が期待でき,今後は,条件の最適化,特許化,実用化検討を産学連携で進める予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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