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ルミノール化学発光を用いた乳幼児喘息患者呼気中一酸化窒素の高感度計測

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 松本 太輝  宇都宮大学, 地域共生研究開発センター, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要4歳以下の乳幼児にも適用可能で価格が50万円以下の家庭用の呼気中一酸化窒素測定器を実現する基盤技術として、液相でのルミノール化学発光を利用した一酸化窒素の高感度検出系の構築を目指し、研究を行った。ルミノール溶液のバブリング機構、加熱装置,GaAsP光半導体センサーからなる一連の機構からなる化学発光計測装置を新たに作成し、ルミノール発光反応溶液の最適化を行ったところ、濃度0.1ppmのNOが検出可能であった。今後さらなる反応系の最適化と,センサーの多重化等による装置の高感度化を行うことによって、気道炎症状態の評価に必要とされる0.01〜0.1ppmのNOを検出・定量できる感度は比較的容易に達成できるものと考えられる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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