概要 | 【目標】本申請課題は海藻残渣の実用化プロセスを想定し,➀スラリー供給型装置による反応制御の実現,➁不溶成分の抑制(現状:10%,目標:3%未満),➂有用成分の獲得(現状:合計収率47%,目標:50%以上)を目標としている。達成度に関してはスラリーによる流通装置実験では閉塞が起こり,故障から十分な検討ができなかったが,回分式装置による検討では水熱酸化反応による不溶成分は0%、また最大有機酸収率は42%であり,目標はほぼ達成している。今後は流通装置の閉塞の原因であるアルギン酸カルシウム固体を微細化したスラリーによる検討を行いたいと考えている.
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