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コールドスプレー法によるパイプ型フラットパネルディスプレイ反射膜用ターゲット材へのAg皮膜の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 小川 和洋  東北大学, 工学研究科 附属エネルギー 安全科学国際研究センター, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要従来のパイプ型フラットパネルディスプレイ反射膜用ターゲットの製造には,鋳造,ステンレス(SUS)パイプとのろう付け接合,切削による形状制御といった作業工程の複雑化による高加工コストに加え,使用する高価なAg材を切削により削り落とす無駄の発生による材料費の高コスト化が重なり,他国との価格競争の障害となっていた.本研究では,コールドスプレー法を用い,Ag 粉末を直接基材上へ成膜する技術の開発を実施した. SUS パイプ上への成膜が極めて困難であることがわかり,基材をAl に変更することで2mm 以上の厚さでAg を成膜することに成功した.この結果から,Al を中間層として用いることでSUS 上への成膜も可能になる.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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