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宮城県・岩手県の津波被災水田に適する耐塩性飼料用水稲品種の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 根本 博  農業・食品産業技術総合研究機構, 作物研究所 稲研究領域, 研究領域長
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要稲発酵粗飼料向けの飼料用水稲品種「たちすがた」と耐塩性が極めて強い海外品種「NonaBokra」の交雑後代から、DNAマーカーを用いて「NonaBokra」の持つ複数の耐塩性遺伝子を導入した強い耐塩性を持つ飼料用水稲系統「関東飼265号」を選抜した。また、この系統の耐塩性機構を解明し、Naイオンの根から地上部への移行の抑制による地上部Naイオン濃度の上昇の軽減が優れた耐塩性の要因であることを明らかにできた。さらにこの系統を場内水田および宮城県石巻市の被災現地水田で栽培試験し、この系統の有効性を明らかにできた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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