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セルロースナノファイバーを添加したバインダーレス木質ボード製造技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 小島 陽一  静岡大学, 大学院農学研究科 環境森林科学専攻, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要廃木材を使用した新規木質ボードの開発を行った。通常の木質ボードには化学的に合成された接着剤が使用されているが、本研究では接着剤の代替品となるセルロースナノファイバー(CNF)を木材から作成し、新規木質ボードの開発を行った。CNFの作成にはディスクミルを使用することで容易に様々なサイズのCNFが作成できることを粒度分布および電子顕微鏡による観察によって明らかにした。作成したCNFを木粉に混合し、木質ボードを作成し、その性能を曲げ試験および吸水試験によって評価した。CNFを木粉に混合することで木粉ボードの性能は格段に向上することが明らかとなった。また、CNFと木粉の混合割合には最適な割合が存在していることも明らかとなった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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