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震災がれき焼却灰のコンクリート用材料あるいは製品への活用用途開発検討

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 鶴田 浩章  関西大学, 環境都市工学部 都市システム工学科, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要目標a)の品質や化学成分の類似性については、灰というより細骨材に近い粒度であることが明確となった。b)のコンクリートの配合や強度、環境への影響については、いずれも悪影響がないことを確認できた。c)のコンクリート製品の試作・性能確認では、電気炉酸化スラグを使用した重量コンクリートの製品で放射性物質の影響を低減できることがわかった。d)の粘土による放射性物質の溶出抑制効果については、使用した試料の放射性物質の含有レベルが低かったため、効果を確認することができず、放射性レベの高い試料での再チャレンジが必要となった。以上のように、震災がれき焼却灰を広域処理する場合におけるセメント固化の優位性が明確になった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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