1. 前のページに戻る

IHによるアルミニウム合金のオンデマンド溶解法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 岩清水 康二  岩手県工業技術センター, ものづくり基盤技術第2部, 専門研究員
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要アルミニウム合金をIHを用いて急速溶解について検討し、溶解後のガス量増加を抑制しつつ、急速溶解することを目標とした。実験に当たっては、IH周波数と溶湯品質の関係を明らかにした。また、合金形状を変更し急速溶解したところ、溶解材料の熱効率を考慮した最適形状があることが分かった。これら実験の結果から、アルミニウム合金2.5kgを10分で溶解かつ溶解後のガス増量を0.1cc/100g-Al以下に制御する目標を達成した。本事業での結果は、既存の装置を用いて実験を行ったことから、今後は、アルミニウム合金溶解に最適な電源条件等を検討し、高周波溶解によるアルミニウム合金急速溶解システムの開発に取り組みたい。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst