被災地の環境回復を目的としたセシウム、細菌、ウイルス、におい等の除去機能を有したハイブリッドセラミックス材料の開発
研究責任者 |
野浪 亨 中京大学, 工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 本研究では、アパタイトのヨウ素、細菌、ウイルス、におい等の吸着、酸化チタンの細菌、ウイルス、においの分解、さらにゼオライトのヨウ素とセシウムの吸着機能を利用して、被災地で問題になっている、ヨウ素、セシウム、細菌、におい等を処理できる新しい複合材料の開発を目的とし、ハイブリッド材料の開発と吸着機能の評価を行った。その結果、ヨウ素、セシウム、タンパク質等の吸着能を有する新規材料を創生することができた。今後は企業等との共同でこの材料をベースにしてさらなる機能向上を目指して改良するとともに、被災地で問題になっているヨウ素やセシウム、水中や空気中の細菌やウイルス、においの処理を行うことを目標に研究を進める。
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