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呼気中アンモニアの可搬型リアルタイム計測装置の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 田中 光太郎  茨城大学, 工学部機械工学科, 講師
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要呼気中のアンモニアを計測するため、波長変調吸収分光法を応用して、既存装置よりも小型な装置開発を行った。装置のサイズは目標の大きさを達成し、感度は約1ppbとなった。波長変調吸収分光法において、ピーク強度によるアンモニアの定量を行う場合は、雰囲気の成分により吸収スペクトルの線幅広がりにより計測誤差が生じる可能性がある。特に呼気では、二酸化炭素が多く含まれることから、二酸化炭素によるアンモニアの圧力広がり係数を求め、計測誤差の評価を実施した。その誤差を考慮し、実際に呼気の分析を行い、新たに構築した装置により呼気分析が可能であることを示した。また、さらなる装置小型化のための新規セルの構築も行った。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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