研究責任者 |
貝原 巳樹雄 一関工業高等専門学校, 物質化学工学科, 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 生ウニの品質判定(実入りの良し悪しの判定)装置として、非破壊計測が可能な近赤外光を用いた品質判別装置の開発を目的とした。ウニの囲口部位からの測定では、可食部位の情報が十分に取得できなかったため、より可食部位に近いポイントから測定すべく、肛門内に挿入するプローブ反射タイプの装置開発へと変更した。光源からの光を直径3mmの金属製探針の先から出射し、その反射光を捉える。光チョッパーの設置位置が課題であったが最終的にはモノクロメーターの内部、出射光スリット直前に設置した。装置の完成がウニの収穫時期に間に合わなかった事から、実際の測定が今後の課題である。
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