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石綿含有災害廃棄物からの環境浄化材製造技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 和嶋 隆昌  千葉大学, 大学院工学研究科建築・都市科学専攻, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本申請課題の目的は、石綿含有災害廃棄物を低温で無害化した無害化物を環境浄化材として再資源化する技術を開発することである。株式会社ストリートデザイン所有の無害化装置より得られたアスベスト無害化物には未燃炭素分が約6 %含まれており、化学組成としてCaO: 36.2 %, SiO2: 33.1 %, Na2O: 12.8 %が、主にQuartz [SiO2], Larnite [Ca2SiO4], Calcite [CaCO3], Dolomite [(Ca, Mg)(CO3)2]などの鉱物として含まれていた。無害化物を2 mol/Lの水酸化ナトリウム溶液に固液比250 g/Lで添加し、180 oCで24 時間処理することでNH4+とPO43-に対して除去能をもつTobermorite[Ca5Si6O16‧4H2O]が生成することがわかった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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