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被災地等遠隔医療にも応用可能な癌の位相幾何的アルゴリズム診断技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 後藤 明輝  秋田大学, 大学院医学系研究科, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要実際の大腸癌病理組織標本150例程度を用いて持続的位相解析プログラムの開発に向けて構造的・形態的・色彩的特徴量の測定を行い、各パラメータの有効性を含め、癌の判定のための基礎的データを取得した。 胃癌についても大腸癌と同様の位相幾何的アルゴリズム診断技術診断を用い、かつその診断閾値を変更することによって診断可能であることが実証された。秋田県内病院における遠隔病理診断にも本アルゴリズム診断の適用を試み、乳がん切除断端の診断で実用可能性を示す結果を得た。一方、病院間での染色の違いによるパラメータ分布の差異が観察され、本アルゴリズム診断技術の普及や遠隔診断への適用へ向けての課題と考えられた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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