高耐候性・高輝度長時間残光特性を利用した屋外用蓄光製品の製造技術
研究責任者 |
吉田 英樹 長崎県窯業技術センター, 陶磁器科, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 夜間の効率的な避難誘導に必要となるテープ状やシート状の蓄光セラミックス製品を押出成形法で製造するために不可欠な蓄光材の耐水化向上を目的として、蓄光材粒子表面処理技術について検討した。原料調製から成形、焼成までの製造プロセスにおいて蓄光材が水と接触しても劣化しない期間として当初目標としていた1週間には及ばなかったものの、3日間水分に接触した状態でも焼成後の輝度が低下しない耐水化処理技術を確立できた。 今後は、処理条件のさらなる最適化を図り、加湿状態の中で長期間性能低下しない高耐水性蓄光材を開発し、押出成形法による多種多様な蓄光製品群を開発する。
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