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さんりく海洋食資源を活用した口腔真菌症の制御に関する研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 矢野 明  岩手生物工学研究センター, 生物資源研究部, 主席研究員
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要a. 健常人高齢者における口腔内カンジダ菌調査法の確立と調査、b. 口腔内のカンジダ数を減少させるナマコ含有食品の試作、c. ナマコサポニンの機能を補強及び増強可能な食品成分の探索系の確立を計画し、それぞれ達成。岩手県内の要介護高齢者施設において、高齢者の69%の口腔内よりカンジダを検出した。その後、同施設において岩手医科大学と共同で実際にナマコ含有食の摂取試験を実施し(岩手医科大学歯学部倫理委員会承認番号D-01183)、口腔内カンジダを統計的に有意に減少させる事を証明した。ナマコを活用した高齢者向け機能性食品、介護食等の実用化が期待される。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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