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生分解性食品容器包装資材を家庭用簡易型コンポスターでの堆肥化するための機能性微生物の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 阿部 直樹  東北大学, 大学院農学研究科 生物産業創成科学専攻, 助手
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要家庭用簡易型コンポスター(段ボールコンポストなど)を利用して生分解性素材、特にポリ乳酸で作られた食品容器包装ゴミを生ゴミと一緒に堆肥化する際に効果的に働く機能性微生物の開発を行った。具体的にはポリ乳酸分解菌ブレビバチルス No.93株の保存中の生存率を向上させる目的で、熱処理(30 ̊C、30 min)後に培養する操作を5回繰り返し、芽胞形成能に優れた自然変異株No.93spo+の取得に成功した。また、他の菌株でもアミドハイドラーゼ(Ama)がポリ乳酸分解活性を示すことを明らかにした。この知見を基にAma活性を指標にしてポリ乳酸分解菌の探索をおこない、優良菌株を見出した。これらの菌株を用いて微生物資材を製造し、コンポスターでのポリ乳酸分解を検討した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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