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生薬の植物工場生産に向けた新型LED照明とクローン培養物の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 高橋 秀行  岩手生物工学研究センター, 細胞工学研究部, 主任研究員
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究は、薬効成分量と抗炎症作用の高い竜胆(リンドウ根)の選抜と、植物工場化に適した培養マテリアル並びに新型LED照明の開発を目的に行なわれた。新型LEDは市販LEDよりも光量が強く、増殖促進効果も高いことが示された。また、抗炎症作用を評価する系を確立し、リンドウ根を解析したところ、既知の薬効成分よりも効果の高い物質が存在することが判明した。そこで、本物質の同定及び抗炎症作用を調査したところ、新規な機序で抗炎症作用を示すことが明らかとなった。当初の計画とは異なるが、最終目標は充分に達成できたと考える。今後、本機能性物質の臨床における効果を実証できれば、これまで健胃のみであった竜胆に新たな需要が生まれ、利用場面の拡大に繋がることが期待できる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-07-16  

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