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骨代謝を利用した持続的骨修復インテリジェント材料の作製

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 内野 智裕  日本大学, 工学部生命応用化学科, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究において、骨修復を目的とした多孔体に骨疾患(骨粗鬆症)の治療に有効な成分として骨形成を促進する亜鉛を選択した。上記研究開発実施期間において研究開発担当者は、生体吸収性骨修復材料として臨床で使用されているリン酸三カルシウム(TCP)多孔体に、亜鉛を導入することを試みた。TCP合成のための原料粉末に亜鉛化合物を導入し、亜鉛含有TCP粉末を合成した。この粉末を使用し従来用いたTCP多孔体の作製法により多孔体を作製し、気孔率約90%の多孔体を作製することができた。次年度の研究開発期間において、多孔体原料粉末への亜鉛導入許容量および多孔体からの亜鉛の放出挙動の制御に取り組む予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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