概要 | 本申請者が提案し特許申請しているカエデの種型風車を,家庭で地産地消する自立型風力発電の導入に伴う被災地域等の企業へ技術移転する際には,形状の精査・加工法・強度・騒音等を把握する必要がある.そこで本研究では,形状の精査・加工法の調査・強度の数値計算及び静的試験による検討を行い,投影長さ40~100cmのS字型とL字型のカエデの種型ブレードをCFRPにて製作した.これについて,大型風洞により電力や回転数の測定を行い,流体数値計算と比較し,風車特性について明らかにした.また,騒音についても測定を行い,低騒音化の実現性を明らかにした.また,複数個の集合体における電力の検討も行った.
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