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バイオグラウトによる施工性能の高いコンクリートひび割れ補修方法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 氏家 勲  愛媛大学, 大学院理工学研究科 生産環境工学専攻, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究はバイオグラウトと呼ばれる、炭酸カルシウム生成を期待した粘度の低い溶液により、ひび割れなどの狭小空間の補修を容易に達成する技術の確立を目指したものである。試験管試験による炭酸カルシウム結晶の析出形態の分析を行いつつ、析出量を計測することにより、結晶として安定なCalciteが最も析出する最大の配合を見出した。若干大きなひび割れ幅に対してグラウトの効果が期待できないことが判明したことから、補修対象箇所としてひび割れ部から、被災地においても問題となっている高欄・床板間のジョイント部分の漏水箇所に変更したうえで、模擬ジョイント試験体での漏水試験により、グラウトの効果的な施工法についての提案を行った。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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