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環境モニタ・医療用カメラへの応用をめざした高阻止能・高エネルギー分解能を持つシンチレータの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 黒澤 俊介  東北大学, 金属材料研究所, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要高阻止能・高エネルギー分解能を有するシンチレータの開発を行い、SPS法、マイクロ引下げ法などを利用して Ce:SrHfO3やGdを用いたパイロシリケート結晶を開発した。Ce:SrHfO3については高い原子番号64を有し、22ナノ秒程度という非常に速い応答をしめすシンチレータの開発に成功した。 パイロシリケート結晶に関しては、La-GPS結晶でエネルギー分解能が662keVで当初の目標値である7%以下よりもはるかに良い4.5%(FWHM値)を達成し、当初目標には無かったものの、実用化に向けた結晶の大型化に取り組み、1インチサイズの結晶の育成にも成功し、今後さらなる研究の加速を進めることになった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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