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チェレンコフ光を利用した超高分解能放射線イメージング装置の開発
研究課題
産学が連携した研究開発成果の展開
復興促進プログラム
A-STEP
探索タイプ
研究責任者
山本 誠一
名古屋大学, 大学院医学系研究科 医療技術学専攻医療量子科学分野, 教授
研究期間 (年度)
2012 – 2013
概要
チェレンコフ光を利用し,放射性セシウム等の分布を超高分解能でかつ,動植物を生きたままで観察できる画期的なシステムを,応用研究での利用および製品化を想定しつつ開発した。開発した装置は超高感度CCDカメラと高感度光学レンズを高度に遮光された暗室内に設置することで構成した。Cs-137の点線源に対する空間分解能は220μmと予想をはるかに上回ることが明らかになった。種々のファントムの測定を行い,良好な画像を得ることができた。さらにCs-137を吸収させた植物の超高分解能画像の撮像にも成功した。