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共感覚感覚統合を用いた音楽・映像・触感を合わせるメディアデザインツールの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 浅井 信吉  会津大学, コンピュータ理工学部, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要アニメ・ゲームはもちろんのこと、現代アートや舞台演出などの芸術表現においても、音や色を同時に用いた芸術は近年ますます増えつつある。しかしこれらは表現者の感性に大きく依存し、科学的知見は少ない。これは従来の排他的に分類された学問領域だけでは明らかにすることができないことに一因がある。したがって様々な視点からアプローチする必要がある。 複合された知覚様態のことをクロスモダリティと呼び、芸術や創作への応用が期待されてきている。共感覚者のもつクロスモダリティは人間が本来もっているものとされ、非共感覚者にも潜在的にそのクロスモダリティがあると示唆されている。本研究では共感覚者のクロスモダリティを応用することで、複数の知覚や情動における相関を明らかにしようと試みるものである。 具体的には音に色が見える共感覚者に対し音と色の対応関係を実験により比較検討した。また、その結果を実際の映像メディアに適用することで検証を行い、音高、和音、調性データを分析し、音と基本色彩語色との結び付ける方法(クロスモーダルマッピング)を明らかにした。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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