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鍼灸針を用いたDDSのシステムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 岩渕 明  岩手大学, 工学部機械システム工学科, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要DDSの開発として,本研究では強度を有するCo合金製の鍼灸針で直接患部に薬剤を届けるシステムを開発する.二本の針を間隔5mm程度で患部にさし,電気を通すことで温熱療法と,針の先端に微小穴をあけ,そこに挿入した薬剤(金属+たんぱく質)を電気化学的に溶出させる方法である.課題は鍼灸針(直径0.2mm程度)に0.1mm程度の穴を多数あける技術開発,針を電極として使用するためのコーティング技術,電圧,電流による患部の温度上昇,薬剤の溶出速度の制御パラメータを得ることである.針の細穴加工技術は達成し,寒天を模擬的に用いた熱の供給と温度上昇結果および金属イオンの溶出の結果を得たが,それを制御する技術の完成には達していない.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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