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赤外フラッシュ加熱法によるマグネシウム合金の表面処理技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 岩澤 健太  茨城県工業技術センター, 先端技術部門, 技師
研究期間 (年度) 2012
概要マグネシウム合金板に酸化アルミニウムゾル溶液をコーティングすることにより,高耐食性皮膜を作製できた。さらに,これに対して赤外線フラッシュ加熱を行うことで耐食性を向上させることに成功した。赤外線フラッシュ加熱法は,基材の温度上昇を最小限に抑えて試料の表面のみを高温焼結する焼結方法である。これにより,通常の雰囲気焼成では変形してしまう材料の表面皮膜の焼結も可能となった。本研究により作製した皮膜は環境負荷物質を殆ど含んでいないため,作業者への健康被害,環境への負荷が小さいという特長がある。 今後は,今回得られた知見を活かして,溶液組成や赤外線フラッシュ加熱による焼成条件の最適化に関する研究を進めていく予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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