健康管理のための尿中のナトリウムイオン濃度の簡易モニタリングシステムの開発
研究責任者 |
竹中 繁織 九州工業大学, 大学院工学研究院 物質工学研究系, 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 高血圧は生活習慣病である心疾患や脳疾患を引き起こす可能性がある。また、被災地域でも高血圧が増加しており、災害時における健康モニタリングの重要項目である。高血圧を防ぐために、食生活の減塩対策が重要となっている。しかし、摂取塩分量を知ることは難しい。そのため、尿からこれを簡便かつ迅速に測定するシステムを構築する。ナトリウムイオンによって鋭敏に構造変化を示すヒトテロメアDNA配列およびヒトテロメアDNA類似配列を有するフェロセン修飾DNA固定化電極によって、ナトリウムの選択的検出を電気化学的手法によって試みる。
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