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被災水田での栽培に適した代替作物の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 松島 憲一  信州大学, 大学院 農学研究科 機能性食料開発学専攻, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要被災水田での栽培を想定して宿根ソバ(Fagopyrum cymosum)の耐湿性を普通ソバ(F. esculentum)に導入するために、これまで得らている種間雑種系統を用いて普通ソバとの戻し交雑と胚珠培養を行ったところ、EC9-Aの戻し交雑系統から、交雑後代個体を1個体得ることができた。次に、長野県北部地震地域である栄村とその近隣市町村における在来トウガラシ品種を調査し、その評価を行ったところ、優良系統を6系統得た。これら系統について早晩性の目安となる第一花開花まえ日数を計測したところ、比較の`鷹の爪`よりも5日程度早く第一花が開花する系統も見られたことから、早生系統を選抜し優良品種を育成しうると考えられた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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