検索
前のページに戻る
ニッケル錯体によるアルケンとCO2からのアクリル酸誘導体の直接的合成法の開発と新規ナノ粒子ニッケル錯体の創製と応用
研究課題
戦略的な研究開発の推進
戦略的創造研究推進事業
ACT-C
体系的番号
JPMJCR12YM
DOI
https://doi.org/10.52926/JPMJCR12YM
研究代表者
佐藤 美洋
北海道大学, 大学院薬学研究院, 教授
研究期間 (年度)
2012 – 2017
概要
ニッケルはアルケン及びCO2と反応し、ニッケララクトン中間体を容易に生成します。この中間体から化学製品の原料として重要なアクリル酸誘導体を生成させることが可能であると理論的には予想されていますが実現されていません。本研究では、ニッケララクトン中間体と有機金属試薬との反応により直接アクリル酸誘導体を生成させる触媒反応の開発を目指しています。また、この反応の実用化に必須な高活性で高耐久性の金担持ナノ粒子ニッケル固相触媒の創製も目指しています。
研究領域
低エネルギー、低環境負荷で持続可能なものづくりのための先導的な物質変換技術の創出