分光複屈折位相差断層イメージングによる生体成分の高精度定量化技術
研究責任者 |
石丸 伊知郎 香川大学, 工学部知能機械システム工学科, 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 提案する結像型2次元フーリエ分光光学系に偏光板を導入して、分光複屈折位相差断層イメージング装置を構築した。サンプルに分光複屈折位相差が既知である波長板を用いて、可視光領域での評価実験を行った。位相シフトにより変化する物体光偏光の1方向電界成分のみが検光子により透過されることにより、サンプルにより与えられた複屈折位相差量が、干渉強度変化の初期位相差として計測された。広帯域光源を用いているため、各波長の干渉強度変化がインターフェログラムと呼ばれる1つの信号として取得できた。これをフーリエ変換することにより、振幅項から分光強度、位相項から分光複屈折位相差量を同時取得することができた。
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