長崎県産農林水産物の乳酸発酵による新規機能性食品の開発
研究責任者 |
田中 一成 長崎県立大学, 看護栄養学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 長崎県産物から採取された乳酸菌およびミャンマー産の希少な乳酸菌を用いて、長崎県産農林水産物を乳酸発酵させることで、高度な機能性を有する食品を開発するための基礎資料を得ることを目的とした。長崎県内の緑茶葉、ミニトマト、大豆などを45種類(県内産20種類、ミャンマー産25種類)の乳酸菌で乳酸発酵することで、ヒトの健康に寄与する成分が10~600%増加した。また、これまでに知られていない新規成分を生成することに成功した。これらのうち、いくつかの発酵生成物で脂肪合成の抑制効果を有するものが確認された。これら生成物や乳酸菌を用いて、ヒトの健康に寄与する機能性食品を創成するための基礎資料を得た。
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