直並列インバータ方式による再生可能エネルギーと蓄電エネルギーの有効活用と制御手法に関する研究
研究責任者 |
酒井 宣年 徳島県立工業技術センター, 電子技術担当, 主任
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 近年、再生可能エネルギーの普及が拡大する中、太陽光発電などを単独でエネルギー源とする、独立出力を行うシステムも多く普及しているが、エネルギー供給量が比較的小さな場合、負荷急変時などに瞬時電圧低下が発生することが懸念される。またインバータ出力を用いた場合などでは定格容量内での使用でも無効電流成分により電流定格をオーバーすることでの電圧垂下が発生する。 そこで交流電力系統における瞬時電圧低下や垂下時などの電圧補償と無効電流補償を1台の電源で行う直並列補償型インバータを提案する。また、提案の補償装置に蓄電池などの直流エネルギー源を付加することで、発電エネルギーが不足している場合においても、不足分のエネルギー補償を可能とするシステムの検証を行った。
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