新規光電磁気効果を示す酸化物磁性半導体ナノ粒子の開発
研究責任者 |
佐久間 洋志 宇都宮大学, 工学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 独自のガスフロースパッタ法により作製した酸化物磁性半導体ナノ粒子において、光・電気・磁気特性の間で大きな相互作用が観測された。本課題では、これらの特性を入力・出力とするセンサへ応用するために、光照射による磁気特性変化を30%まで増大すること、円偏光照射による磁気モーメントの反転を実現することを目標とした。目標の達成には至らなかったものの、作製条件によりバンドギャップ、飽和磁化、保磁力、結晶性が変化することを明らかにし、さらに性能指数を導入することによりセンサとして総合的に優れた作製条件を明らかにした。
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