金属シェルを有する高導電性ポリマーのフレキシブルパターニング
研究責任者 |
川喜多 仁 独立行政法人物質・材料研究機構, その他部局等, 研究員
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 本研究開発では、柔らかい基材上に金属シェルを有する高導電性ポリマーのパターンの最小幅を数百から数十マイクロオーダーで形成することを目標とした。具体的には、上記材料を含むインクを調製し、ジェットディスペンサといった吐出式塗布装置を用い、ポリイミドフィルムなどの基材上に最小幅60マイクロメートル(平均値)までのパターン形成を実現することで目標を達成するとともに、次なる技術課題が安定したインクの吐出であることを明らかにした。今後は、材料や装置のメーカーとの連携を進めることで、技術移転を目指した研究開発のステップを加速し、市場規模の拡大・創出が期待されるフレキシブルエレクトロニクスの早期実現を目指す。
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