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超音速氷粒による透明樹脂レーザ溶着のための光吸収表面の創製

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 早川 伸哉  名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要超音速氷粒(アイスブラスト)により透明樹脂板の表面に微細凹凸を形成することでレーザ光吸収率を20%向上させることを目標として、アイスブラスト処理した樹脂材料の表面状態の観察とレーザ光吸収率の測定を行った。数種類の樹脂材料に対して処理を試みたところ、表面に凹凸がわずかに形成されたがレーザ光吸収率の向上はみられなかった。そこで、ポリエステル樹脂の硬化過程を利用して通常よりも硬度が小さい材料に対する処理を行った結果、約10%のレーザ光吸収率の向上が達成された。したがって、通常の樹脂材料のレーザ光吸収率を向上させるには氷粒の硬度の増大が必要であるといえる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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