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金時草の全体が利用できる新たな機能性の解明と機能性を活かした商品化の検証

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 榎本 俊樹  石川県立大学, 生物資源環境学部, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要金時草粘質物と乳酸菌による抗アレルギー作用については、粘質成分が糖タンパク質であり、粘質多糖の構成成分は、マルトオリゴ糖が構成糖であった。乳酸菌の菌種は、石川県内の「だいこんずし」から採取したPediococcus pentosaceus の効果が高く粘質物と乳酸菌の配合比は、3:1が最適であった。血糖値上昇抑制効果を糖質関連酵素活性阻害で検討したところ、茎の水抽出物でマルターゼ、茎、葉のエタノール抽出物でα-アミラーゼ阻害が強かった。その関与物質としては、クロロゲン酸を中心としたポリフェノール類の相乗効果と考えれれた。脂質代謝改善作用は、動物試験により確認した。アルツハイマー予防効果成分としては、金時草からインドールアミン2,3-ジオキシゲナーゼ抑制活性成分としてLoliolideが考えられた。金時草の味、香りの成分について確認を行った。最後に、錠剤、粉末の製剤を試作し金時草の製剤の原料としての可能性を確認した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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