基準腸内フローラモデルマウスを利用した腸内環境評価法の開発
研究責任者 |
中西 裕美子 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科, 研究員
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 腸内環境を正常化できる腸内フローラの最小単位モデルであるAltered Schaedler Flora(ASF)を定着させたノトバイオートマウスを作製し、維持する方法を確立した。ASF定着マウスに対し、キャピラリー電気泳動-質量分析装置(CE-MS)を用いたメタボローム解析と定量PCR 法を用いた腸内フローラ解析を組み合わせた統合解析法を構築した。今回、ASF定着マウスの作製と各分析手法の確立はできたが、基礎データの取得ができていないため、再試験を行いデータの補完の確認後、特許出願の可能性とその対応を図る。また、共同研究機関との連携・調整し、企業との共同研究等を考えている。
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