研究責任者 |
栗原 清二 熊本大学, 大学院自然科学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 高分子材料を用いた光ペンシル書換型リライタブルペーパーの実現化のために、ペーパー材料が紙代替媒体として要求される性能を満たす材料の開発を目指し、特に書込速度の高速化のための光応答性高分子材料開発を次の2つの観点から行なった:(1)光応答性に及ぼす主鎖と側鎖間のスペーサー長効果、(2)非光応答性側鎖の共重合による光応答性分子の濃度低下の効果。(1)より、メチレンスペーサー長が6の場合が最も応答性が良好であることが明らかとなった。(2)メチレンスペーサー長が6の光応答性高分子の共重合効果を調べたところ、アゾベンゼン分子濃度の低下により書込速度の短縮化を達成できた。
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