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高純度な水素供給インフラ用天然ガス改質器の試作と実用性評価

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 宮越 昭彦  旭川工業高等専門学校, その他部局等, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要マイクロ波加熱装置と触媒を組み合わせた反応器を用いて、メタンの直接分解反応(スチーム添加なし)を実施し、高いメタン転換率(水素収率で90%以上)でかつ、COやCO2を副生させずに高純度水素(生成ガスの水素選択率でほぼ100%)を生成させることに成功した。 ● マイクロ波加熱条件下のメタン分解反応において、触媒表面に析出する炭素質はほとんど水素生成反応を阻害せず、むしろ触媒反応の安定化に寄与することを初めて発見した。 ● 高純度水素を1段で製造できることにより、燃料電池への水素供給装置やオンサイト型水素ステーションへの応用が考えられるほか、温室効果ガス削減のための環境技術として期待される。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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