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分光特性クラスタリングによる2次元分光データの選定

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 鈴木 聡  香川大学, 工学部知能機械システム工学科, 博士研究員
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要結像型2次元フーリエ分光法は、計測深さを合焦面に限定して2次元で分光吸光度分布の計測が可能である。しかし、実際の計測では光源のゆらぎや温度・湿度をはじめとする計測環境の影響を受けるため、高精度な血糖値計測を実現するには様々な外乱に頑健な解析が必要である。そこで本研究では、分光データから外乱を除去することが可能な分光データ補正アルゴリズムを開発した。提案手法では、分光データに混入する種々の外乱を除去できるため、環境変化に頑健な計測を実現することができる。100mg/dl~200mg/dlのグルコース水溶液を計測した分光データを補正した結果、吸光度と濃度の相関係数が約23%改善された。今後は、生体から計測した分光データに開発した手法を適用し評価を行なう。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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