脳神経疾患の解明と早期診断を指向したニコチン受容体α7サブタイプイメージングプローブの開発
研究責任者 |
間賀田 泰寛 浜松医科大学, メディカルフォトニクス研究センター, 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 脳神経疾患の解明と早期診断を指向して、ニコチン受容体α7サブタイプイメージングプローブの開発を計画した。申請者らが既に得ているイメージングプローブである(R)Me-QAAの化学構造を基礎として、コンピュータシミュレーションにより構造活性相関研究を行い、より有用性の高いと期待される化合物探索を行った。そのような候補化合物の中から合成可能な化合物をいくつか選択し、ラジオレセプターアッセイを実施し、ニコチン受容体α7サブタイプに対するより高い親和性を有する化合物を見出すことが出来た。今後さらに詳細について検討されなければならないが、同様の手法により製品化し易いF-18を導入可能な化合物探索の道筋を確立した。
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