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室温多軸鍛造と静的熱処理を組み合わせた超微細粒マグネシウム基合金の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 鈴木 真由美  富山県立大学, 工学部, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要室温多軸鍛造によってマグネシウム合金内部に多重双晶を発生させ、結晶粒の分断を行うと共に静的熱処理を組み合わせることで双晶を析出物による安定化と、部分的な1ミクロン以下の微細粒の生成、未分断領域の転位密度の大幅な低下をもたらすことが出来た。その後多軸鍛造を追加することで初期結晶粒内部に数ミクロン程度の微細分断粒領域を初期結晶粒内部に導入することが出来たが、材料内部の組織の不均一性は完全には解消されなかった。本研究によって1パスの加工量を0.05とすることで市販の鋳造ビレット(初期平均結晶粒径100ミクロン、5%流動応力200 MPa)から累積ひずみ2.4、5%流動応力が400 MPaのバルク材を作製できた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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