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コミングル繊維を利用した立体形状CFRP製造技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 長谷部 裕之  石川県工業試験場, 繊維生活部, 技師
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要炭素繊維強化複合材料(CFRP)を深絞り等の立体的に成形する技術の確立が求められている。そこで、織物の立体形状に追従し易い特徴を利用するため、炭素繊維と熱可塑性繊維とのコミングル(混繊)法による成形技術を検討した。改質したPP樹脂を繊維化し、巻き数100T/mの条件で、ダブルカバリング法により炭素繊維とのコミングル繊維を作製した。その繊維を用いて製織を行ない、織物を積層・プレス成形することにより、φ100mm、高さ25mmの半球状CFRPを作製した。得られた半球状CFRPの表面はシワや目崩れ等の欠点は見られず、良好な成形品を得られた。そのCFRPを圧縮試験した結果、3.57kNの強度を得た。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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