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バイオマスから抽出した酢酸リグニンを用いる細胞染色用蛍光粒子の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 伊藤 一志  秋田県立大学, システム科学技術学部, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究は、間伐材から抽出した酢酸リグニンを用いて細胞染色用蛍光粒子を開発することを目的とした。研究開発の結果としては、湿式粉砕により粒子径が約50 nmの酢酸リグニンを作製したこと、酢酸リグニンの細胞毒性を示す濃度を明らかにしたこと、 酢酸リグニンの蛍光特性および分子量を明らかにしたこと などである。以上の成果より、細胞染色用蛍光粒子の原料として、酢酸リグニンを用いることが可能である見通しが得られた。将来的に間伐材から抽出した酢酸リグニンが細胞染色用蛍光粒子の原料として活用出来れば、山林に放置されている間伐材の価値も高まり、現在衰退している国内の林業の活性化を期待できる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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